地方自治とは?
ちほうじち
地方自治とは、地域の住民が自らの意思で地域の行政を運営・決定する仕組みのことです。
地方自治とは、国家が一括して行政を担うのではなく、都道府県や市区町村といった地方公共団体が地域住民の意思に基づき自律的に行政を行う仕組みです。日本国憲法第92条から第95条に明記されており、「地方自治の本旨」として団体自治と住民自治の二つの原則が根幹をなします。
団体自治とは、地方公共団体が国から独立した権限を持ち、自らの判断で政策を実行できることを指します。住民自治とは、地域の住民が選挙や直接請求などを通じて地方行政に参加し、コントロールできることを指します。この二つが両立してはじめて真の地方自治が成り立ちます。
地方公共団体の主な役割には以下のものがあります。
- 条例の制定・改廃
- 予算の編成と執行
- 教育・福祉・まちづくり政策
- ゴミ収集・上下水道などの生活インフラ管理
日本では1999年の地方分権一括法施行により、国と地方の関係が「対等・協力」へと改められました。少子高齢化や人口減少が進む現代において、地域の実情に合った行政を実現するための地方自治の重要性はさらに高まっています。
使い方・例文
市区町村が独自に子育て支援策や移住促進策を打ち出したり、住民投票で大規模開発の是非を問ったりするのは、地方自治の典型的な場面です。
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