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屈折率とは?

くっせつりつ

屈折率とは、光が異なる物質の境界で曲がる度合いを示す物理量で、値が大きいほど光の速さが遅くなることを意味します。

屈折率(くっせつりつ、英: refractive index)は、光(電磁波)がある媒質中を伝わる速さが、真空中の光速と比べてどれだけ遅いかを表す無次元の物理量です。真空の屈折率を1として、水は約1.33、ガラスは約1.5、ダイヤモンドは約2.42などの値を持ちます。

光が異なる媒質の境界に斜めに入射すると、その境界で光の進む向きが変わる屈折が起こります。このとき入射角と屈折角の関係を定めるのがスネルの法則で、「入射角の正弦÷屈折角の正弦=屈折率の比」として表されます。屈折率が高い媒質ほど光を大きく曲げ、光の速度を低下させます。

屈折率は日常生活や技術の多くの場面に関係しています。

  • 眼鏡・コンタクトレンズの設計(高屈折率レンズは薄く軽量)
  • カメラや望遠鏡などの光学レンズ設計
  • 光ファイバー通信(コアとクラッドの屈折率差を利用した全反射)
  • 虹やプリズムによる光の分散現象
  • 宝石の輝き(ダイヤモンドの高屈折率が全反射を生む)

また、波長によって屈折率が異なる分散という性質があり、白色光がプリズムを通ると虹色に分かれる原因となります。屈折率は物質の光学的特性を示す基本的な指標として、光学・材料科学・医療・通信など幅広い分野で重要な役割を果たしています。

使い方・例文

眼鏡店で「高屈折率レンズ」を薦められる場面や、プールの底が実際より浅く見える現象など、屈折率の効果は日常の随所で体験できます。

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