尾瀬とは?
おぜ
尾瀬とは、福島・群馬・新潟・栃木の4県にまたがる標高約1,400メートルの高層湿原で、ミズバショウと豊かな自然で知られる国立公園です。
尾瀬(おぜ)は、関東・東北の県境に広がる高標高の湿原地帯で、尾瀬ヶ原・尾瀬沼・燧ヶ岳(ひうちがたけ)・至仏山(しぶつさん)などで構成される自然景勝地です。標高は約1,400メートルで、日本を代表する高層湿原として知られています。2007年には日光国立公園から分離独立し、「尾瀬国立公園」が設立されました。
尾瀬を象徴する植物はミズバショウで、5〜6月の雪解けの時期に白い仏炎苞(ぶつえんほう)が湿原に一斉に咲き誇る光景は、春の訪れを告げる絶景として広く知られています。夏にはニッコウキスゲの黄色い花が湿原を彩り、秋は草紅葉(くさもみじ)が湿原を黄金色に染めます。
尾瀬の自然保護の歴史は、日本の環境保全の先駆けとして重要です。かつて開発計画が持ち上がりましたが、自然保護を求める声が高まり、開発を回避する方向に転換したことが日本における自然保護運動の出発点のひとつとなりました。現在は木道が整備され、湿原を傷つけずに歩ける環境が保たれていますが、植生保護のため木道から外れることは禁じられています。ラムサール条約にも登録されており、国際的にも重要な湿地として認められています。
使い方・例文
5月下旬から6月にかけて鳩待峠から尾瀬ヶ原へ入ると、一面に広がるミズバショウの群落を木道から間近に観察でき、自然愛好家や写真家に人気のハイキングコースです。
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