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ミズバショウとは?

みずばしょう

ミズバショウとは、湿地や沢沿いに自生するサトイモ科の多年草で、白い仏炎苞が美しく春の訪れを告げる植物です。

ミズバショウ(水芭蕉)は、サトイモ科ミズバショウ属に分類される多年草で、北海道から本州の山岳地帯にかけての湿地湿原・沢沿いに自生します。学名はLysichiton camtschatcensisで、北東アジアに広く分布します。

花のように見える白い部分は「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる苞葉で、実際の花は中央の棒状の肉穂花序(にくすいかじょ)に密集しています。開花時期は雪解けとほぼ同時の春先(3月〜5月頃)で、尾瀬や志賀高原、大雪山などの著名な湿原では群生が観光資源にもなっています。

葉は開花後に大きく成長し、夏には幅30〜40cm・長さ1m近くに達する大きな楕円形の葉を広げます。根茎には水分を蓄える働きがあり、水辺の環境に適応した造りとなっています。全草にシュウ酸カルシウムを含むため、生食すると口内が強く刺激されます。

文化的にもなじみ深く、唱歌「夏の思い出」に歌われる「みずばしょうの花が咲いている」という歌詞で広く知られます。また、湿原の指標植物として生態系保全の観点からも重視されており、尾瀬国立公園などでは保護対象となっています。

使い方・例文

尾瀬ヶ原や日光の湿原を訪れると、残雪の中に純白のミズバショウが群れ咲く光景に出会えます。湿地の水際に密生する姿は早春ハイキングの代表的な見どころです。

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