リュウキンカとは?
りゅうきんか
リュウキンカとは、湿地や水辺に生育するキンポウゲ科の多年草で、鮮やかな黄色い花が春の湿原を彩る植物です。
リュウキンカ(立金花)は、キンポウゲ科リュウキンカ属(Caltha属)の多年草で、日本では北海道・本州の山地から亜高山帯の湿地・沢沿い・水田脇などに自生します。学名はCaltha palustrisの近縁種で、日本産のものはCaltha palustris var. nipponicaなどとされます。
名前の「立金花」は、黄金色の花が水辺でまっすぐ立つ姿に由来します。花径2〜3cmほどの鮮やかな黄色い花弁状の萼片が5〜7枚あり、中心に多数の雄しべが密集します。開花期は4月〜6月で、雪解け水が流れる頃にミズバショウとほぼ同時期に咲き、湿原に黄色いアクセントを加えます。
茎は中空で直立し、光沢のある丸みを帯びた葉が特徴的です。草丈は20〜60cmほどになります。ヨーロッパや北米にも近縁種が分布し、欧州では湿地の景観植物として親しまれています。
生態学的には湿潤な土壌環境の指標植物となっており、清流や湿地の健全さを示す存在として重視されています。全草に毒性成分プロトアネモニンを含むため、誤食には注意が必要です。
使い方・例文
ミズバショウの群生地の近くでは、よくリュウキンカの黄色い花が水際に並んで咲いているのを見かけます。尾瀬や奥日光の湿原散策で春を告げる花として知られています。
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