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小笠原国立公園とは?

おがさわらこくりつこうえん

小笠原国立公園は、東京から約1,000キロメートル南の太平洋上に位置する小笠原諸島を区域とする国立公園で、独自の進化を遂げた生物が多く「東洋のガラパゴス」とも呼ばれます。

小笠原国立公園は、東京都小笠原村に属する小笠原諸島(父島・母島列島など)を主たる区域とする国立公園です。1972年に設立され、2011年にはユネスコ世界自然遺産に登録されました。東京から南へ約1,000キロメートル太平洋上に位置し、定期航路の船で片道約24時間を要するため「最後の秘境」とも称されます。

小笠原諸島の最大特徴は、一度も大陸と陸続きになったことがない「海洋島」であることです。そのため、生物が島ごとに独立した進化を遂げており、固有種の割合が非常に高い点がガラパゴス諸島と比較されます。

主な固有・希少生物と自然環境の特徴は以下の通りです。

  • オガサワラオオコウモリ・アカガシラカラスバト・メグロなど固有の鳥類・哺乳類
  • カタツムリ類:カタマイマイ属など100種以上の固有陸産貝類(「陸産貝類のガラパゴス」)
  • 固有植物:シマホルトノキ・ムニンヒメツバキなど多数の固有種
  • ザトウクジラやイルカ類の回遊海域、ウミガメの産卵地

外来種問題も深刻で、ノヤギ・アカギなどの外来生物が固有の植生や動物相を脅かしてきましたが、近年は駆除・管理事業が進み、生態系回復の成果も見られています。訪島者数の管理(エコツーリズム)も導入されており、保全と観光の両立が図られています。

使い方・例文

小笠原固有の陸産貝類や鳥類を観察するエコツアーは、自然愛好家や研究者にとって特別な目的地として位置づけられており、世界自然遺産登録後に注目が高まりました。

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