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尋常性白斑とは?

じんじょうせいはくはん

尋常性白斑とは、皮膚のメラノサイト(色素細胞)が失われて白いまだら状の斑が現れる後天性の色素異常症で、全身のどこにでも生じます。

尋常性白斑(じんじょうせいはくはん、vitiligo)は、皮膚に存在してメラニン色素を作るメラノサイトが、自己免疫反応などによって破壊・消失することで生じる皮膚疾患です。日本では「白なまず」とも呼ばれます。世界人口の約1〜2%に見られ、あらゆる人種・年齢に発症します。

病変は境界が比較的明瞭な乳白色〜白色の斑(パッチ)として現れます。大きさは数ミリから数十センチまでさまざまで、時間とともに拡大・融合することがあります。紫外線下で白い部分が目立ちやすいため、夏に気づかれることが多いです。

尋常性白斑は発生パターンによっていくつかの型に分類されます。

  • 分節型:神経の走行に沿った片側性の分布
  • 非分節型:全身に対称性に広がる(最も一般的)
  • 混合型・汎発型:全身の大部分に及ぶもの

原因は完全には解明されていませんが、自己免疫説が有力で、橋本病や1型糖尿病などの自己免疫疾患を合併することがあります。治療にはステロイド外用・タクロリムス外用・紫外線療法(ナローバンドUVB)・外科的色素移植などがあり、病状や部位に応じて選択されます。

使い方・例文

手の甲や顔まわりに白い斑が現れて徐々に広がる場合、尋常性白斑の可能性があります。皮膚科で紫外線検査や病理診断を受け、早期から紫外線療法を始めると色素の回復が期待できます。

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