大陸性気候とは?
たいりくせいきこう
大陸内部に発達する気候で、気温の年較差・日較差が大きく、降水量が少ないことを特徴とします。
大陸性気候とは、海洋から遠い大陸内部で見られる気候型で、海洋の影響を受けにくいことが最大の特徴です。海水は比熱が大きいため温度変化が緩やかですが、陸地は比熱が小さく加熱・冷却されやすいため、大陸内部では温度変化が極端になります。
主な特徴は次のとおりです。
- 気温の年較差が大きい:夏は非常に暑く、冬は極寒になる。シベリアや中央アジアでは年較差が50℃を超える地域もある。
- 降水量が少ない:海洋から離れているため湿った空気が届きにくく、乾燥しやすい。
- 気温の日較差が大きい:昼夜の温度差も著しく、乾燥地帯では一日で20℃以上変化することもある。
代表的な地域はロシアのシベリア内陸部、中国内陸部、北米のグレートプレーンズなどです。日本では北海道の内陸部が大陸性気候の影響を受けやすく、夏に高温、冬に厳寒となる傾向があります。
農業への影響も大きく、降水量の少なさを補うため灌漑農業が発達してきた地域が多くあります。気候変動によって大陸内部の乾燥化が進むことへの懸念も高まっています。
使い方・例文
シベリアのヤクーツクは大陸性気候の典型例で、夏は30℃を超える日もある一方、冬はマイナス50℃近くまで下がることで知られています。
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