夜露とは?
よつゆ
夜露とは、夜間に気温が下がることで空気中の水蒸気が冷やされ、地面や植物の表面に水滴として付着する自然現象です。
夜露(よつゆ)は、日没後から夜明けにかけて、気温の低下によって空気中に含まれる水蒸気が飽和点(露点)に達し、草木や地面・車のボンネットなどの表面に液体の水滴として凝結する現象です。
夜露が発生するしくみは次のとおりです。昼間に太陽光で温められた地表面は、夜間に放射冷却によって熱を放出し急速に冷えていきます。地表付近の空気もそれに伴って冷やされると、含みきれなくなった水蒸気が水滴に変わって物体の表面に付着します。晴れた夜は雲がないため放射冷却が進みやすく、夜露が発生しやすい条件となります。
夜露は農業や植物の生育においても重要な役割を担っています。乾燥した地域では、夜露が植物にとって貴重な水分補給源となります。また、昆虫にとっても水分摂取の場となるほか、花びらや葉に光を反射して輝く夜露は古くから日本の詩歌や文学に「はかなさ」や「清らかさ」のシンボルとして詠まれてきました。
朝露との違いは発生時間帯で、夜間に生じるものを夜露、夜明けから日の出頃にかけてのものを朝露と呼び分けることが多いですが、現象の仕組みは同じです。
使い方・例文
夜露で濡れた芝生に朝日が当たり、無数の水滴がきらきらと輝いていた。
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