本文へスキップ

変換断層とは?

へんかんだんそう

変換断層とは、プレートの境界で横ずれ方向に動く断層で、中央海嶺やプレートの方向転換部に多く見られる地質構造のことです。

変換断層とは、プレートテクトニクスにおいてプレート同士が水平方向にすれ違うように動く断層のことで、トランスフォーム断層(transform fault)とも呼ばれます。

地球表面は十数枚のプレートで覆われており、それらは互いに動き続けています。プレート境界の種類には、プレートが離れる「発散境界」、ぶつかり合う「収束境界」、そして横にすれ違う「トランスフォーム境界」があります。変換断層はこのうちトランスフォーム境界に生じる断層です。

変換断層が最も多く見られるのは、大洋底に連なる中央海嶺(海底山脈)の部分です。海嶺は一直線ではなくジグザグに並んでいることが多く、そのずれをつなぐ形で変換断層が発達します。陸上にある代表的な例としてはサンアンドレアス断層(カリフォルニア州)があり、北米プレートと太平洋プレートが横ずれする境界として知られています。

変換断層に沿った地帯ではプレートがすれ違うため、地震が頻発します。ただし火山活動はほとんど起きず、この点で他のプレート境界とは異なります。変換断層の概念は1965年にJ・T・ウィルソンが提唱し、プレートテクトニクス理論の確立に大きく貢献しました。

使い方・例文

「サンアンドレアス断層は変換断層の典型例で、北米プレートと太平洋プレートが水平方向にすれ違うことで大地震をもたらすことがある。」

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語