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型紙とは?

かたがみ

型紙とは、布や紙に模様や形を転写するために使う薄い板状の道具で、染色・工芸・裁縫など幅広い分野で使われます。

型紙(かたがみ)とは、特定の模様・形状を繰り返し再現するために使用する薄いシート状の道具です。素材は紙・プラスチック金属板など様々で、用途によって使い分けられます。

日本伝統工芸において型紙が最もよく知られるのは、着物などの染色技法「型染め(かたぞめ)」の分野です。和紙を柿渋で固めた「伊勢型紙(いせかたがみ)」が特に有名で、三重県鈴鹿市の白子地区が産地として知られています。職人が小刀で細かな文様を彫り抜き、その型紙を布に当てて防染糊を置き、染料を刷り込んで模様を出します。

型紙の主な用途は以下のとおりです。

  • 染色・型染め:着物・浴衣・手ぬぐいの柄付け
  • 裁縫:洋服の縫製で布地を正確に裁断するためのパターン(型紙)
  • 版画・グラフィック:ステンシル技法による模様の転写
  • 建築・工業:部品の切り抜きや形状確認のテンプレート

伊勢型紙は2012年にユネスコ無形文化遺産に登録されており、その繊細な彫刻技術は現代のレーザー加工技術と比較されるほどの精度を誇ります。伝統技法の保存とともに、現代デザインへの応用も進んでいます。

使い方・例文

「手ぬぐいや浴衣に施された細かな柄は、型紙を使った型染めで生み出されており、同じ模様を何枚にも正確に再現できるのが型紙の利点です。」

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