和書とは?
わしょ
和書とは、日本で作られた書物、または日本語で書かれた書物を指す言葉で、洋書・漢籍と区別して用いられます。
和書(わしょ)とは、広義には「日本で作られた書物」または「日本語・日本文字で書かれた書物」を指す言葉です。主に洋書(欧米語で書かれた書物)や漢籍(中国語で書かれた古典書物)と対比させる文脈で使われます。
図書館・古書・出版業界では、和書という語は時代や状況によって異なるニュアンスで用いられます。
- 古典籍の文脈:明治以前の日本で作られた写本・版本などを「和書」と呼び、中国から伝わった漢籍と区別します。
- 図書館・出版の文脈:現代の書籍でも、日本語で書かれたものを「和書」、外国語書籍を「洋書」と分類します(国立国会図書館など)。
- 書誌学の文脈:和紙・和装(巻物・折本・袋綴じなど)の形態で作られた書物を指すこともあります。
日本の書物の歴史は奈良時代に遡り、当初は漢字のみで書かれた漢文書物が主流でしたが、平安時代以降は仮名の発達とともに日本語・和文の書物が多数生み出されました。源氏物語・枕草子・万葉集なども広い意味での和書に含まれます。
現代の図書館では資料管理上「和書」「洋書」を明確に区分しており、目録システムや配架場所も異なる場合が多いです。
使い方・例文
「大学図書館の検索システムでは、和書と洋書を別々に検索できる設定になっており、日本語文献だけを絞り込みたいときは和書検索を選ぶ」というように、図書館・書誌情報の文脈で使われます。
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