剣岳とは?
つるぎだけ
剣岳とは、富山県に位置する標高2,999メートルの山で、北アルプスを代表する岩峰として知られています。
剣岳(つるぎだけ)は、富山県中新川郡立山町に位置する北アルプス(飛騨山脈)の山で、標高は2,999メートルです。日本の山岳の中でも特に険しい岩稜と切り立った峰を持つことで知られており、登山家から「岩と雪の殿堂」とも呼ばれています。
地理と地形
剣岳は立山連峰の北部に位置し、周囲を険しい岩壁と氷河地形に囲まれています。カニのヨコバイ・タテバイと呼ばれる鎖場を持つ絶壁が山頂直下に広がり、上級者向けの山として位置づけられています。国の特別天然記念物にも指定された氷河「三ノ窓雪渓」「小窓雪渓」「剣沢雪渓」が現存していることも大きな特徴です。
歴史と文化
かつては修験道の霊山として崇められ、山頂には錫杖の頭や鉄製の剣などの遺物が発見されており、古代から人々が登頂していたことが分かっています。明治時代の1907年、陸地測量部の柴崎芳太郎らが測量のために登頂し、その記録が後に新田次郎の小説『劒岳 点の記』として描かれました。この小説は映画化(2009年)もされています。
登山と観光
一般的な登山ルートは室堂から剣沢を経由するものが中心で、剣山荘などの山小屋が登山者を支えています。山頂からは立山・白馬岳・後立山連峰など北アルプスの雄大なパノラマを望むことができます。
使い方・例文
剣岳は岩場の難所が多く、一般登山道の中では最難関クラスとされるため、経験豊富な登山者が夏山シーズンに挑戦する山として知られています。
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