刷り本とは?
すりほん
刷り本とは、印刷機で実際に刷り上がった状態の本や印刷物のことで、最終的な色や仕上がりを確認するために用いられます。
刷り本(すりほん)とは、印刷機によって実際に印刷された状態の本・冊子・印刷物を指す用語です。校正段階で用いる「校正刷り」から最終的な量産刷りまで幅広く使われますが、とくに「本刷り」「本機刷り」の文脈で実際の印刷機を通した成果物を意味します。
印刷工程では、データ上のデザインが意図通りに再現されているかを確認するために、実機で少部数を印刷した刷り本をチェックします。色の濃淡・インキのにじみ・紙の質感・トンボの位置などを目視・計測で確認し、問題があれば版や設定を調整してから本格的な量産に入ります。
刷り本は、デジタルプルーフ(モニターや専用プリンターによる校正)では再現しきれない実際の印刷色や紙の風合いを確認できる点が最大の利点です。出版・パッケージ・商業印刷など品質基準が厳しい案件では、刷り本による最終確認が欠かせません。
また、「献本(けんぽん)」として著者や関係者に配布される完成品も刷り本と呼ばれることがあり、文脈によって意味が異なる点に注意が必要です。
使い方・例文
「刷り本が届いたら色校正を行い、問題なければ量産に進む」という流れが印刷現場では一般的です。
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