分配法則とは?
ぶんぱいほうそく
「法則」の用語まとめを見る分配法則とは、かけ算を括弧の外から中の足し算・引き算に分けて計算できる算数・数学の基本法則です。
分配法則(ぶんぱいほうそく)とは、数の計算において「A×(B+C)=A×B+A×C」が成り立つ性質のことです。かけ算を括弧の外から括弧内の各項に「配る(分配する)」ようにかけ算できることから、この名前がつきました。引き算でも同様に「A×(B−C)=A×B−A×C」が成立します。
分配法則は逆向きに使うことも重要で、共通因数をくくり出すことができます。例えば「6a+9b=3(2a+3b)」のように因数分解する際にも活用されます。
分配法則は以下の計算で特に役立ちます。
- 暗算の工夫:25×12を25×(10+2)=250+50=300と素早く計算する。
- 文字式の展開:(x+3)(x+2)を展開するときにも繰り返し分配法則を使う。
- 因数分解:共通因数をくくり出してまとめる。
- 行列計算:線形代数でも分配法則が成り立つ。
分配法則は可換法則・結合法則とならぶ演算の基本法則のひとつで、算数の段階から高校・大学数学、さらにプログラミングの式展開まで幅広く使われます。特に代数の証明や式の変形では欠かせない道具です。
使い方・例文
99×7を計算する際、99×7=(100−1)×7=700−7=693と分配法則を使うと暗算しやすくなります。また、3(x+4)=3x+12のように文字式の展開にも使われます。
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