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凍結肩とは?

とうけつかた

凍結肩とは、肩関節の周囲組織が炎症・線維化して関節が固まり、痛みと可動域の著しい制限が生じる病態のことです。

凍結肩(とうけつかた)は「五十肩」とも呼ばれる肩関節周囲炎の中でも特に症状が強い状態で、医学的には癒着性関節包炎(adhesive capsulitis)とも称されます。肩を包む関節包が炎症を起こして厚く収縮し、関節腔が狭くなることで肩の動きが著しく制限されます。

病期はおおよそ3段階に分けられます。

  • 凍結前期(疼痛期):徐々に痛みが強まり、夜間痛が出現する(数週〜数か月)
  • 凍結期:痛みはやや落ち着くが可動域が最も制限される(数か月〜1年以上)
  • 解凍:自然に可動域が回復してくる時期

発症リスクとして、糖尿病・甲状腺疾患・長期の固定などが挙げられます。治療には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)・関節内ステロイド注射・理学療法によるストレッチが行われます。症状が改善しない場合には、麻酔下での授動術や関節鏡手術が検討されることもあります。多くの例で1〜3年かけて自然回復しますが、適切な治療で回復を早めることが可能です。

使い方・例文

腕を真上に上げようとしても途中で痛みと抵抗があって上がらない、背中に手が回せないといった訴えで整形外科を受診した際に、凍結肩と診断されることがあります。

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