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内視鏡的静脈瘤結紮術とは?

ないしきょうてきじょうみゃくりゅうけっさつじゅつ

内視鏡静脈瘤結紮術とは、内視鏡を用いて食道や胃の静脈瘤にゴムバンドをかけて締め付け、出血を防ぐ治療法です。

内視鏡静脈瘤結紮術(ないしきょうてきじょうみゃくりゅうけっさつじゅつ、EVL: Endoscopic Variceal Ligation)とは、消化管内視鏡を用いて食道または胃に生じた静脈瘤に小さなゴムバンドを装着し、静脈瘤の根部を締め付けて壊死・脱落させる内視鏡的治療法です。

食道静脈瘤は主に肝硬変による門脈圧亢進症の結果として生じます。門脈の血圧が上昇すると、食道粘膜下の静脈が怒張して脆弱なコブ状静脈瘤を形成し、破裂すると大量出血を引き起こす生命に関わる合併症となります。EVLはこの静脈瘤に対する標準的な内視鏡治療のひとつです。

手技の流れは以下のとおりです。

  1. 内視鏡の先端にバンドリガターという器具を装着する
  2. 静脈瘤を吸引して内腔に引き込む
  3. ゴムバンドを放出して根部を結紮する
  4. これを複数個所に繰り返す

結紮された静脈瘤は数日以内に壊死・脱落し、潰瘍を経て瘢痕化します。同様の治療に硬化剤を注入する内視鏡的硬化療法(EIS)もありますが、EVLは合併症が少なく、急性出血コントロール・予防的治療の両面で広く用いられています。

使い方・例文

肝硬変の患者が定期的な内視鏡検査で食道静脈瘤の増大を指摘された場合、出血予防のために内視鏡的静脈瘤結紮術が行われることがあります。

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