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先入先出法とは?

さきいれさきだしほう

先入先出法とは、先に仕入れた(または製造した)棚卸資産から順に払い出されると仮定して、在庫の評価や売上原価を計算する方法です。

先入先出法(FIFO:First In, First Out)とは、棚卸資産(商品・原材料・製品など)の払い出し単価を計算する際に、先に取得したものから先に出ていくと仮定する方法です。企業在庫評価し、売上原価を算出するために用いる棚卸資産の評価方法の一つです。

たとえば、100円で10個・120円で10個の順に仕入れた商品を15個売った場合、先入先出法では最初の100円の10個を全部払い出し、残りの5個を120円として計算します。売上原価は100円×10個+120円×5個=1,600円、期末在庫は120円×5個=600円となります。

先入先出法の特徴と長所・短所は以下のとおりです。

  • 長所: 物の流れと会計処理が一致しやすく、期末在庫が最近の仕入れ価格に近い金額で評価されるため、貸借対照表の実態が把握しやすいです。
  • 長所: 国際会計基準(IFRS)でも認められている方法です。
  • 短所: 物価上昇局面では売上原価が低くなり、利益が大きめに計上されます。

日本の会計基準では、棚卸資産の評価方法として先入先出法のほかに総平均法・移動平均法などが認められており、企業は継続適用を原則として選択します。

使い方・例文

食品や日用品を扱う小売業では、実際の商品管理でも古い商品から先に売り切る運用が基本であり、先入先出法はその物の流れと一致した自然な評価方法といえます。

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