棚卸資産とは?
たなおろししさん
棚卸資産とは、企業が販売目的で保有する商品・製品、または製造途中の仕掛品・原材料などを指す貸借対照表上の流動資産です。
棚卸資産(たなおろしさんとう、Inventories)とは、企業が通常の営業活動のなかで販売することを目的として保有する資産の総称です。貸借対照表(B/S)の流動資産の部に計上されます。
棚卸資産は内容によって次のように分類されます。
- 商品:仕入れてそのまま販売する物品(卸・小売業)
- 製品:自社で製造し販売する完成品(製造業)
- 仕掛品(半製品):製造工程の途中にある未完成の物品
- 原材料:製造に使用するために購入・保有している素材
- 貯蔵品:消耗品など間接的に使用する物品
棚卸資産の金額は、期末に実際に数量を確認する「棚卸(実地棚卸)」によって確定します。評価方法は先入先出法・平均原価法などがあり、採用する方法によって利益額や資産額が変わるため、財務分析において重要なポイントとなります。
棚卸資産の水準が高すぎると資金が滞留しすぎること(過剰在庫)を示し、低すぎると機会損失(品切れ)の懸念があります。在庫回転率などの指標で経営効率が評価されます。
使い方・例文
「年度末の棚卸で倉庫の在庫を数えた結果、棚卸資産が前期より20%増加していた。」会計・決算・在庫管理の文脈で広く使われる言葉です。
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