偏見とは?
へんけん
偏見とは、十分な根拠なく特定の人・集団・事物に対して抱く一方的な思い込みや不公平な評価のことです。
偏見(へんけん)とは、客観的な根拠や十分な情報なしに、特定の人・集団・物事に対して一方的に否定的(または肯定的)な判断や態度を持つことです。英語では「バイアス(bias)」「プレジュディス(prejudice)」に相当します。
偏見は一般的に次のような特徴を持ちます。
- 個人の経験・文化・教育・メディアなどの影響を受けて形成される
- 感情的な要素が強く、事実や論理で簡単に変わりにくい
- ステレオタイプ(集団に対する固定化されたイメージ)と密接に関連する
- 差別的な行動(行為としての差別)につながる場合がある
社会心理学では、偏見は「認知的節約」の産物として説明されることがあります。人は日々膨大な情報を処理するため、カテゴリー化によって素早く判断しようとします。しかしこれが過剰になると、個人を属性や集団でひとくくりにする偏見が生まれます。
偏見の対象は人種・性別・年齢・国籍・職業・外見など多岐にわたります。無意識のうちに抱く偏見を「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」といい、近年は職場や教育現場でその認識と対処が重視されています。偏見を減らすためには、多様な人々との直接接触や、正確な情報・教育が有効とされています。
使い方・例文
「女性は数学が苦手だ」「高齢者はスマートフォンを使えない」といった、根拠のない先入観で個人の能力を決めつけてしまうことが、偏見の典型的な例です。
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