侍従とは?
じじゅう
侍従とは、君主や貴人のそばに仕えて日常の世話や補佐を行う役職・役人のことで、日本では天皇に近侍する宮内庁の官職として現在も存在します。
侍従(じじゅう)とは、君主・貴族・高貴な身分の人物のそばに常に仕え、身の回りの世話や補佐を行う役職またはその職に就く人物を指す言葉です。
日本の歴史においては、古代律令制下の「侍従」が宮中に設けられた官職として整備されました。天皇の身辺に奉仕し、勅命の伝達や宮中行事の補佐を担う重要な職でした。武家社会でも「近習(きんじゅ)」に相当する役割として、将軍や藩主のそばに仕える者を侍従と呼ぶ場合がありました。
現代の日本では、宮内庁侍従職が置かれており、天皇陛下に近侍する官職として機能しています。主な職務は次の通りです。
- 天皇の日常生活の補佐と連絡調整
- 国事行為・公務における随行・補佐
- 内奏(大臣などからの上申)の取り次ぎ
- 拝謁(面会)の手配・調整
西洋でも「chamberlain(チェンバレン)」や「lady-in-waiting(女官)」として同種の役職が存在し、王室の運営を支えてきました。文化・時代を超えて、権力者の側近として機能する普遍的な役割といえます。
使い方・例文
宮中行事のニュースや歴史ドラマで「侍従が天皇陛下に随行した」「侍従を務めた○○氏が回顧録を発表した」といった形で用いられます。
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