体外衝撃波療法とは?
たいがいしょうげきはりょうほう
体外衝撃波療法とは、体の外から音波(衝撃波)を患部に照射し、腱付着部障害や骨折遷延治癒などを治療する非侵襲的な治療法です。
体外衝撃波療法(ESWT:Extracorporeal Shock Wave Therapy)は、圧力波(衝撃波)を体外から患部に集中照射することで、組織の修復を促す治療法です。もともとは腎臓結石を粉砕する体外衝撃波結石破砕術(ESWL)の技術を応用して整形外科領域に導入されました。
衝撃波が組織に当たると、細胞膜への機械的刺激・微細血管新生の促進・成長因子の放出・石灰化組織の破壊といった生物学的効果が生じます。また神経終末への作用で鎮痛効果も報告されています。主な適応疾患は以下のとおりです。
- 足底腱膜炎(足底筋膜炎)
- テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
- 肩の石灰性腱炎
- アキレス腱付着部症
- 骨折遷延治癒・偽関節
治療は外来で行われ、1回あたり15〜20分程度、数週間の間隔を空けて3〜5回程度実施するのが一般的です。低出力と高出力(集束型・拡散型)などの種類があり、疾患や目的によって使い分けられます。
手術を回避・延期できる非侵襲的治療として位置づけられており、保存療法で改善しない慢性腱付着部障害に対して有効とされています。日本では一部の疾患で保険適用されています。
使い方・例文
半年以上続く難治性の足底腱膜炎でステロイド注射やリハビリが効果不十分だった場合に、体外衝撃波療法が検討されます。
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