位階勲等とは?
いかいくんとう
位階勲等とは、国家が個人に授与する「位階(官職上の序列)」と「勲等(功績に対する勲章の等級)」を合わせた称号・栄典制度の総称です。
位階勲等(いかいくんとう)とは、国家が個人の功績・地位・貢献などを称えて授与する栄典制度のうち、「位階」と「勲等」の二つを合わせた呼称です。日本では明治以降に西洋の栄典制度を参考に体系化されました。
位階とは、律令制度に起源を持つ官職上の等級区分です。現代の日本においても、天皇・皇族・国家功労者に対して正一位から少初位下まで30段階の位階が授与されます。死後に叙位されることが多く、国家に貢献した人物に贈られる名誉的な称号です。
勲等とは、勲章の等級のことで、国家・社会への貢献に対して生前または没後に授与されます。日本の現行の勲章制度(2003年改定)では以下のような種類があります。
- 桐花大綬章: 内閣総理大臣・国会議長等に授与される最高位
- 旭日章(大綬章〜単光章の6等級): 社会・学術・文化等への貢献を顕彰
- 宝冠章: 女性に授与される勲章
- 瑞宝章(大綬章〜単光章の6等級): 公務への貢献を顕彰
かつては軍人・官僚・政治家が主な受章者でしたが、現在は芸術・スポーツ・学術・社会福祉など幅広い分野の功労者に授与されています。位階勲等は単なる名誉にとどまらず、日本の国家が公式に功績を認定する制度として現在も機能しています。
使い方・例文
著名な研究者や文化人が亡くなった際に「従三位(じゅさんみ)を贈られた」「旭日大綬章を受章した」と報道されるのが、位階勲等が登場する代表的な場面です。
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