正一位とは?
しょういちい
正一位とは、日本の位階制度において最高位に相当する位で、神社の神や特別に功績のあった人物に授けられます。
正一位(しょういちい)とは、日本の位階制度における最高の位です。律令制度のもとで整備された位階は「一位から八位」まであり、さらに各位が「正(しょう)」と「従(じゅ)」に分かれており、正一位はその頂点に位置します。
歴史的に見ると、正一位は生前に授けられることは極めてまれで、死後に功績を讃えて追贈される例がほとんどでした。豊臣秀吉や徳川家康のように、武家の最高権力者が没後に正一位を贈られた例が知られています。
また、正一位は神社の神格を示す神階としても広く用いられてきました。
- 稲荷神(伏見稲荷大社など)には「正一位稲荷大明神」という称号が授けられた
- 江戸時代には民間の稲荷信仰が広まり、各地の小祠にも「正一位」の称号が冠されるようになった
- 神階の正一位は、朝廷から神社の神に与えられる最高の格式を意味する
現代の日本では正式な位階制度は国家制度として機能していませんが、神社の由緒や歴史的説明の中で「正一位」という語は今も使われています。
使い方・例文
「正一位稲荷大明神」と書かれた鳥居や祠は全国各地の稲荷神社で見られ、最高神格を表す称号として掲示されています。
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