従一位とは?
じゅいちい
従一位とは、日本の位階制度において正一位に次ぐ第2位の高い位で、神社の神や公家・武家の最高位格式を示します。
従一位(じゅいちい)は、日本の位階制度における序列第2位の位です。日本の位階は「正」「従」の2系列と「一位」から「八位」までの等級、さらに大初位・少初位を組み合わせた体系で構成されており、従一位はその中で正一位に次ぐ最高位の一つに位置します。
律令制において位階は官職任用の基準となり、一位は太政大臣・左大臣・右大臣クラスの最上位廷臣が叙せられる格式でした。正一位が生前に授けられることは極めて稀で、多くは死後(薨去後)の贈位として授けられました。従一位も同様に、左右大臣や内大臣クラスの高位公卿が生前・没後に叙される最上位格式の一つとして機能しました。
明治以降の近代位階制度でも従一位は維持され、皇族・華族・政府高官などへ叙位されました。神社においても、神階(しんかい)として神に対して位が授けられる制度があり、全国有数の大社の祭神が従一位・正一位に叙せられる例があります。
現代では位階令(1926年制定)に基づき、没後に国家・社会に顕著な功績のあった人物に叙位されることがあります。生前叙位は皇族などに限られ、一般人が従一位を受けるのは原則として死後です。
使い方・例文
歴史の教科書で「豊臣秀吉が従一位関白に叙せられた」などの記述に登場し、位階と官職がセットで扱われる場面でよく使われます。
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