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従三位とは?

じゅさんみ

従三位とは、日本の位階制度において正三位の下に位置する位階で、公卿に準ずる高い身分を示すものです。

従三位(じゅさんみ)は、日本の位階制度における位の一つで、正三位の下・正四位の上に置かれます。位階制度は奈良時代に唐の制度を参考に整備され、正一位から少初位下まで三十段階以上に及ぶ体系として成立しました。

この制度において、三位以上に叙せられた者は公卿(くぎょう)と呼ばれる上流貴族の地位に準じるとされ、従三位もその範疇に含まれます。平安時代には、太政大臣・左右大臣・大納言・中納言・参議といった要職に就く者が三位以上の位を帯びることが多く、従三位はその入口にあたる重要な位階でした。

叙位は天皇の大権に属し、元日の節会などの儀式に際して行われるのが慣例でした。武家社会が成立した鎌倉時代以降も、朝廷の位階制度は存続し、有力な武家の棟梁や文化人が従三位に叙せられる例が続きました。明治維新後、明治政府は位階令を整備して旧来の位階を継承しつつも制度を再編し、現在でも位階令に基づいて叙位が行われており、国への功績を顕彰する場面で用いられています。

使い方・例文

平安時代の文学者や武家の棟梁が朝廷から従三位に叙せられたと記録に登場するほか、現代でも著名な文化人や公務員が叙位される際に従三位の名が報道されることがあります。

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