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太政大臣とは?

だじょうだいじん

太政大臣とは、日本の律令制における最高位の官職で、太政官の長として政務全般を統括する地位です。

太政大臣(だじょうだいじん、またはおおいまつりごとのおとど)は、日本の律令制度において太政官の最高位に置かれた官職です。701年の大宝律令によって整備された律令体制のもと、左大臣・右大臣の上位に位置し、天皇を補佐して国政を総覧する役割を担いました。

律令の規定では太政大臣は「師範一人、天下の表」とされ、適当な人物がいなければ置かない「則闕の官(すなわちけつのかん)」とも定められていました。そのため常設ではなく、空位の期間も長くありました。

歴史上の著名な太政大臣としては以下の人物が挙げられます。

  • 藤原良房: 858年に就任、藤原氏の摂政政治の礎を築く
  • 平清盛: 武士として初めて1167年に就任
  • 豊臣秀吉: 1586年に就任、天下統一を進める
  • 徳川家康: 江戸幕府開府前の1603年頃に就任

明治維新後の1868年に太政官制が復活しましたが、内閣制度の導入に伴い1885年に廃止されました。現在では国家功績のあった人物に対し、死後に名誉として太政大臣を贈る慣例が極めてまれに行われる程度です。

使い方・例文

「平清盛が武士として初めて太政大臣に就任したことは、武家が公家社会の頂点に立つ時代の到来を告げるものであった」のように、日本史の授業や歴史小説でよく登場します。

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