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伏流水とは?

ふくりゅうすい

伏流水とは、河川や湖の水が地中に染み込んで地下の砂礫層を流れる水のことで、湧き水や井戸水の源ともなる清澄な地下水です。

伏流水(ふくりゅうすい)とは、河川・湖沼などの地表水が地中に浸透し、地下の砂礫(されき)層や多孔質の岩盤の中を流れている水のことです。地表から見えないところで流れているため「伏している流れ」という意味でこの名が付けられています。英語では「subsurface flow」や「underflow」と表現されます。

伏流水が形成されるしくみは以下のとおりです。

  • 河川の水が堆積した砂礫の隙間に染み込む。
  • 地下の帯水層(砂や砂利が水を含んだ層)を伝って、もとの川と同じ方向に流れる。
  • 地形が変化する場所(段差や岩盤の露出部分)で再び地表に湧き出すことがある。

伏流水は地層によって自然にろ過されるため、清澄で水温が安定しているという特徴があります。夏は冷たく、冬は温かく感じられることから、名水・湧水として古くから珍重されてきました。日本各地の銘水・名水百選にも、伏流水を水源とするものが多数含まれます。

生活・産業面での伏流水の利用は幅広く、飲料水・農業用水・酒や食品の醸造用水・工業用水などに活用されています。また、河川生態系においても伏流水は魚類の産卵場や水生昆虫の生息環境として重要な役割を果たしています。近年では都市化による地下水の汲み上げ過多で伏流水が減少している地域もあり、地下水保全が課題となっています。

使い方・例文

この地域の酒蔵では、北アルプスの雪解け水が長年かけてろ過された伏流水を仕込み水として使っている。

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