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下属音とは?

かぞくおん

属音とは、音楽理論において音階の第4音を指す用語で、主音の完全5度下(または完全4度上)に位置する重要な機能的音です。

属音(かぞくおん)は、西洋音楽調性理論において音階の第4番目の音を指します。英語では「subdominant」と呼ばれ、主音(第1音)の完全4度上、または完全5度下に位置します。ハ長調(Cメジャー)を例にとると、下属音はF(ファ)にあたります。

「下属」という名称は、主音から見て属音(第5音)の逆方向、すなわち「主音の下の支配音」という意味合いを持ちます。調性音楽において下属音は機能和声の重要な柱のひとつであり、この音を根音とする下属和音(IVの和音)は、トニック(主和音)・ドミナント(属和音)とならぶ三大機能和音の一角を担います。

下属音・下属和音の主な特徴と役割は以下の通りです。

  • トニックからドミナントへ向かう前の「踏み台」として使われやすい
  • プラガル終止(Ⅳ→Ⅰ)では柔らかく落ち着いた解決感を生む
  • 短調では特に哀愁のある響きを作り出す
  • ブルースやロックでは頻繁に使われる基本和音

下属音の概念は、楽曲分析・作曲・編曲において音の機能を理解するうえで欠かせない基礎知識であり、音楽理論を学ぶ際に早い段階で習得する重要な概念のひとつです。

使い方・例文

「ハ長調の曲でCのコードからFのコードに移るとき、Fは下属音を根音とする下属和音であり、曲に広がりと安定感を与える。」

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