ヴィオラとは?
ゔぃおら
ヴィオラとは、バイオリンよりひと回り大きく低い音域を担う弦楽器で、オーケストラの中声部を支える重要な楽器です。
ヴィオラは、弦楽器族のひとつで、バイオリンファミリーに属します。バイオリンよりも一回り大きく、チェロよりも小さいサイズで、C(ド)・G(ソ)・D(レ)・A(ラ)の4弦を持ちます。バイオリンの弦より5度低い音域を受け持ち、中音域から低音域をカバーします。
楽器の大きさは演奏者によって選ばれる個体差があり、ボディ長は約38〜43cmほどが一般的です。弓もバイオリン用より少し重く幅広で、豊かで柔らかな音色を引き出します。記譜にはアルト譜表(ハ音記号)が主に使われるため、演奏者は専用の読譜法を習得する必要があります。
オーケストラでは第1ヴァイオリン・第2ヴァイオリンに次ぐ内声部を担い、ハーモニーに深みと温かみを与えます。弦楽四重奏でも中間声部として欠かせない存在です。独奏曲はバイオリンに比べて少なかったものの、近代以降はヴィオラを主役とした協奏曲や独奏作品が多く書かれるようになりました。
その柔らかく哀愁を帯びた音色は「オーケストラの影の立役者」とも呼ばれ、音楽の色彩を豊かにする上で不可欠な役割を果たしています。
使い方・例文
弦楽四重奏の演奏会でヴィオラ奏者が中間声部のメロディを奏でる場面や、オーケストラの弦楽セクションでバイオリンとチェロの橋渡し役を担う場面でヴィオラが登場します。
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