ンゴニとは?
んごに
ンゴニとは、西アフリカに伝わる撥弦楽器で、グリオ(吟遊詩人)が語り伝えの伴奏に用いる伝統的な弦楽器です。
ンゴニ(Ngoni、別表記:N'goni)は、西アフリカのマリ・ギニア・セネガル・ブルキナファソなどに伝わる伝統的な撥弦楽器です。瓢箪(ひょうたん)や木製の共鳴体に動物の皮を張り、複数本の弦を渡した構造で、シタールやバンジョーの遠い祖先にあたるとも言われます。
弦の数は種類によって異なり、4弦〜12弦程度のものが存在します。代表的な種類としては以下があります。
- ダンソンゴニ(ハンターの音楽に使われる狩猟用)
- カマレンゴニ(若者向けの娯楽音楽用)
- バラフォン伴奏用の大型ンゴニ
演奏は弦を指で弾くプラッキング奏法が基本で、オスティナートと呼ばれる繰り返しのパターンの上に即興的な旋律やリズムを重ねます。グリオと呼ばれる吟遊詩人・語り部が歴史・系譜・英雄譚を語る際の伴奏楽器として中心的な役割を担い、口承文化の担い手でもあります。
現代ではトゥマニ・ジャバテやバシル・ジャバテなどの名演奏家がンゴニを世界に紹介し、ワールドミュージックのジャンルで広く知られるようになっています。
使い方・例文
西アフリカの伝統的な語り部(グリオ)が英雄譚を歌い語る場面で、ンゴニの弦を繰り返し弾きながら歌声を乗せます。ワールドミュージックのレコードやコンサートでも聴くことができます。
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