わさびとは?
わさび
ワサビとは、日本原産のアブラナ科の植物で、根茎をすり下ろした辛みが寿司・刺身に欠かせない日本独自の香辛料のことです。
ワサビ(山葵、学名:Eutrema japonicum)は、アブラナ科ワサビ属の多年草で、日本固有種の植物です。山間の清流沿いや湿地に自生し、根茎をすり下ろして薬味・香辛料として使います。辛味成分は揮発性のイソチオシアネート類(主にアリルイソチオシアネート)で、鼻に抜けるツンとした独特の辛さが特徴です。
ワサビには栽培方法によって2種類があります。
- 水ワサビ(沢ワサビ):山間の清流を使った水耕栽培。静岡・長野・岩手などが主産地。根茎が大きく育ち、香り・辛みともに上質で生食用の本わさびとして珍重される。
- 畑ワサビ(陸ワサビ):畑で栽培したもの。主に加工用に用いられる。
日本料理では刺身・寿司・蕎麦・うどんなどに欠かせない薬味ですが、近年は西洋料理・スナック菓子・調味料など幅広い用途に広がっています。市販の「練りわさび」の多くはホースラディッシュ(西洋わさび)を主原料とし、着色・着香したもので、本わさびとは別物です。
ワサビには抗菌作用・抗酸化作用があるとされており、刺身に添える文化には食中毒予防の意味もあったと考えられています。繊細な辛みと香りは加熱に弱く、すり下ろした直後が最も風味豊かです。
使い方・例文
「本わさびは金属製のおろし器ではなくサメ皮のおろし器でゆっくりすり下ろすことで、きめ細かくまろやかな辛さが引き出される。」
この用語をシェア
最終更新: