ロービジョンとは?
ろーびじょん
ロービジョンとは、眼鏡や手術では十分に矯正できない視力低下や視野障害が残る状態で、日常生活に支障が生じるレベルの視機能の低下を指します。
ロービジョン(Low Vision)とは、何らかの眼疾患や視覚障害により、最善の矯正を行っても視力や視野が著しく低下した状態のことです。全盲(光を全く感じない状態)とは異なり、残存した視機能(残余視力)を最大限に活用できる点が特徴です。
世界保健機関(WHO)の定義では、矯正視力が0.05以上0.3未満、または視野が20度以内に狭まっている場合などをロービジョンに分類しています。日本では視覚障害の身体障害者手帳の認定基準とは必ずしも一致せず、手帳を持たない人もロービジョンの状態にある場合があります。
原因となる主な疾患としては次のものがあります。
- 加齢黄斑変性(中心視力の低下)
- 緑内障(視野の欠損)
- 糖尿病網膜症
- 網膜色素変性症
- 白内障(治療後も残存する場合)
ロービジョンケアでは、拡大鏡・拡大読書器・スクリーンリーダーなどの補助具や、照明環境の調整、歩行訓練など多面的な支援が行われます。眼科医・視能訓練士・福祉専門職が連携し、本人が持つ残存視機能を最大限に活かした生活の質の向上を目指します。
使い方・例文
ロービジョン外来では、拡大鏡の選定や画面読み上げソフトの使い方を学ぶ訓練が行われ、就労や日常生活の自立を支援します。
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