ロマン派とは?
ろまんは
ロマン派とは、18世紀末から19世紀にかけてヨーロッパで栄えた芸術・思想の潮流で、感情・個性・自然の美を重視した運動です。
ロマン派(ロマン主義)とは、18世紀末から19世紀にかけてヨーロッパを中心に広がった芸術・文学・音楽・哲学の潮流です。啓蒙主義や古典主義の理性・秩序・規範への反動として生まれ、感情・想像力・個性・自然・民族精神を重んじる点に特色があります。
文学においては、ゲーテ・シラー(ドイツ)、バイロン・キーツ・シェリー(イギリス)、ユゴー・ラマルティーヌ(フランス)などが代表的な作家・詩人として知られています。彼らは英雄的個人の苦悩や自然の崇高さ、中世・異国へのあこがれを作品に込めました。
音楽においては、ベートーヴェン後期の作品に端を発し、シューベルト・ショパン・シューマン・リスト・ブラームス・ワーグナーなどが活躍しました。ロマン派音楽は長大な交響曲や標題音楽、ピアノ小品など多様な形式を発展させ、感情表現の幅を大きく広げました。
美術ではドラクロワ(フランス)やフリードリヒ(ドイツ)が代表格で、劇的な色彩や自然の荒々しさを画面に表現しました。
ロマン派は後の印象主義・国民楽派・象徴主義などに影響を与え、近現代芸術の土台を形成しました。「ロマンチック」という言葉の語源でもあります。
使い方・例文
「ショパンのピアノ曲はロマン派音楽の典型で、豊かな感情表現と即興的な旋律が特徴だ」「ユゴーの『レ・ミゼラブル』はロマン派文学を代表する大作のひとつです」のように使います。
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