ロタウイルス胃腸炎とは?
ろたうぃるすいちょうえん
ロタウイルス胃腸炎とは、ロタウイルスへの感染によって引き起こされる急性胃腸炎で、乳幼児に激しい下痢と嘔吐をもたらします。
ロタウイルス胃腸炎は、レオウイルス科に属するロタウイルス(Rotavirus)が原因の急性感染性胃腸炎です。ロタウイルスは感染力が非常に強く、わずか10〜100個のウイルス粒子でも感染が成立するとされます。乳幼児の重症胃腸炎の主要な原因として世界的に認知されています。
感染経路は主に糞口感染(便に排泄されたウイルスが手指・食品・水を介して口に入る)です。保育施設や家庭内での接触感染も起こりやすく、冬から春にかけて流行のピークがみられます。
症状の特徴は以下のとおりです。
- 突然の嘔吐と水様性下痢が1〜2日続く
- 発熱(38〜39度程度)を伴うことが多い
- 白色〜クリーム色の便が特徴的(白色便性下痢症とも呼ばれる)
- 脱水症状が進行しやすく、重症例では入院が必要になる
治療は対症療法が基本で、経口補水液による水分・電解質の補給が中心です。予防においてはワクチンが有効であり、現在は経口生ワクチンが定期接種として乳児期に接種されています。ワクチン導入後、重症化や入院数が大幅に減少したことが報告されています。
使い方・例文
生後数ヶ月の赤ちゃんが冬に白い水様便と嘔吐を繰り返した場合、ロタウイルス胃腸炎を疑って迅速検査が行われ、脱水予防のために経口補水液の投与が指示されます。
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