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ロタウイルスとは?

ろたういるす

ロタウイルスとは、乳幼児に多い急性胃腸炎を引き起こすウイルスで、白い水様性下痢と嘔吐が特徴です。

ロタウイルス(Rotavirus)は、レオウイルス科に属する二本鎖RNAウイルスで、車輪(ラテン語でrota)に似た外観からその名が付けられました。乳幼児の感染胃腸炎の主要な原因ウイルスとして世界中で広く知られています。

感染すると24〜72時間程度潜伏期間を経て、激しい嘔吐と水様性下痢が始まります。便が白っぽくなることが多く、これはウイルスが胆汁の分泌を阻害するためとされています。脱水症状が進みやすいため、特に乳幼児では点滴などによる水分補給が重要です。

主な感染経路は糞口感染(汚染された手や物を介した経口感染)で、感染力が非常に強く、家庭内や保育施設での集団感染も起きやすいです。秋から冬にかけて流行のピークを迎えることが多く、「冬の下痢症」とも呼ばれます。

予防には、口から服用するロタウイルスワクチンが有効で、日本では定期接種として乳児への接種が推奨されています。治療は対症療法が基本で、経口補水液を用いた十分な水分補給が重要です。感染した場合は、トイレ後や食事前の手洗いを徹底し、周囲への感染拡大を防ぐことが大切です。

使い方・例文

保育園で複数の園児が嘔吐・下痢を起こし、便検査でロタウイルスが検出されたため、集団感染として保健所に報告された。

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