レイ・イームズとは?
れいいーむず
レイ・イームズとは、夫チャールズと共に20世紀アメリカデザインを牽引したデザイナーで、家具・テキスタイル・映像など幅広い分野で活躍した創造的なパートナーです。
レイ・イームズ(Ray Eames、1912〜1988年)は、アメリカのデザイナー・芸術家であり、夫チャールズ・イームズとのコラボレーションによって20世紀を代表するデザインを多数生み出した人物です。
カリフォルニア州サクラメント出身のレイは、ニューヨークのグランドセントラル美術学校やハンス・ホフマンのもとで絵画・芸術を学び、抽象絵画への造詣を深めました。1941年にチャールズ・イームズと結婚してカリフォルニアに移り、共にイームズ・オフィスを運営しました。
レイの貢献は単なる「補佐役」にとどまらず、デザインの色彩・テキスタイル・グラフィック・映像表現において中心的な役割を担いました。彼女の芸術的センスがなければ、イームズチェアの美しいカラーリングやパターン、またイームズ・オフィスが手がけた数多くの展覧会デザインや映像作品は生まれなかったと評されています。
長年にわたってチャールズとレイの仕事は「チャールズのデザイン・レイの装飾」という誤解を受けてきましたが、近年の再評価ではレイがコンセプト段階から深く関与し、対等なパートナーとして活躍していたことが認められています。チャールズの没後も数か月間創作を続けたレイは、夫と同じ年(1988年)に亡くなりました。二人の仕事は今日もヴィトラやハーマンミラーによって生産・販売され続けています。
使い方・例文
イームズチェアのデザイン背景を調べるときや、20世紀アメリカのデザイン史・女性デザイナーの功績を紹介する展示でレイ・イームズの名が取り上げられます。
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