レア科とは?
れあか
レア科とは、南アメリカに生息する大型の走鳥類レア(ダチョウに似た飛べない鳥)を含む鳥類の科のことです。
レア科(Rheidae)とは、南アメリカ大陸に分布する大型の走鳥類(飛べない鳥)の一群を含む科です。古顎類(パレオグナタ)に属し、アフリカのダチョウやオーストラリアのエミューと遠縁にあたりますが、独立した系統として南米固有の鳥類です。
レア科には主に2種が知られています。
- オオレア(Rhea americana) — 体高約140cm、体重20〜25kg前後。ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイなどの草原(パンパス)に生息
- ダーウィンレア(Rhea pennata) — オオレアより小型でアンデス高地にも適応。チリ・ボリビア・アルゼンチン南部に分布
レアの生態には興味深い特徴があります。繁殖期にはオスが複数のメスから産んだ卵をまとめて抱卵・育雛するという独特の繁殖行動をとります。一つの巣に10〜60個もの卵が集まることがあり、メスは産卵後の育児をオスに任せます。
食性は雑食性で草・種子・果実・昆虫・小動物などを食べます。脚が発達しており、時速60km以上の速度で走ることができます。南米では羽毛・革・肉が利用されることもあり、農業地帯での生息域の減少が課題となっています。
使い方・例文
南米の大草原パンパスを舞台にした自然ドキュメンタリーでは、オスのレアが数十羽のひなを引き連れて草原を歩くシーンが登場することがあり、このレア科特有の父親による育雛行動が紹介されます。
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