リパッソとは?
りぱっそ
リパッソとは、イタリア・ヴェネト州のヴァルポリチェッラワインをアマローネの搾りかすで再発酵させた、独特の製法による赤ワインです。
リパッソ(Ripasso)とは、イタリア・ヴェネト州ヴェローナ周辺のヴァルポリチェッラ地区で造られる赤ワインの製法、およびその製法で造られたワインの呼称です。イタリア語で「再度通す」「再発酵させる」を意味し、DOC(統制原産地名称)の認定を受けています。
製法の核心は、アマローネ(またはレチョート)の醸造後に残る干しぶどうの搾りかす(ヴィナッチャ)を活用する点にあります。ヴァルポリチェッラの若いワインをこの搾りかすに漬け込んで再発酵させることで、ワインに残糖分・色素・複雑な風味成分が追加で溶け込み、通常のヴァルポリチェッラよりも濃厚でボディのあるスタイルに仕上がります。この工程で使用するぶどう品種は主にコルヴィーナ・ヴェロネーゼ、ロンディネッラ、モリナーラです。
リパッソの主な特徴は以下の通りです。
- アルコール度数は比較的高め(13〜14%程度)
- ダークチェリー・プラム・スパイス・バニラの風味
- タンニンはしっかりしているが滑らか
- アマローネほど重厚ではなく、普段使いしやすい価格帯
「ベビー・アマローネ」とも呼ばれ、アマローネの複雑さを手頃な価格で楽しめるワインとして人気があります。イタリア料理のパスタ、グリル肉、熟成チーズとの相性が良く、ヴァルポリチェッラ地区を代表するワインスタイルのひとつです。
使い方・例文
「リパッソはアマローネの搾りかすを使って再発酵させているため、通常のヴァルポリチェッラよりも色が濃く、凝縮感のある風味が楽しめる。」という形でイタリアワインの紹介でよく使われます。
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