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リソグラフとは?

りそぐらふ

リソグラフとは、大豆油インクと孔版印刷技術を組み合わせた環境に優しい高速印刷機のことです。

リソグラフ(RISOGRAPH)は、日本のリコー社が開発した孔版(こうはん)印刷方式の印刷機で、正式名称は「理想科学工業」のブランド名を冠した「リソグラフ」です。主に大豆油由来のインクと、感熱製版によって作られたマスター(原版)を使って印刷を行います。

仕組みとしては、まず原稿データをもとに薄いフィルム状のマスターに微細な穴を開け、そのマスターをドラムに巻き付けてインクを押し通すことで紙に転写します。一色ごとに版とドラムが必要なため、多色刷りは複数回通紙することで実現します。

リソグラフの特徴として注目されるのは次の点です。

  • 大豆油ベースのインクを使用し環境負荷が低い
  • 高速かつ低コストで大量印刷が可能
  • 色のズレや刷りムラが生じやすく、独特の手作り感が生まれる
  • 蛍光色やメタリック色など特殊な色も扱える

近年、アート・ZINE・同人誌の世界でその質感が再評価され、グラフィックデザイナーやアーティストが意図的にリソグラフを選ぶ動きが広まっています。インクが紙に乗る厚みや重なりによる色の変化が、デジタル印刷にはない温かみを生み出します。

使い方・例文

少部数のアートZINEや展覧会のフライヤーをリソグラフで刷ると、色ズレやにじみが独特の風合いを醸し出します。

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