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ラン・ナートとは?

らんなーと

ラン・ナートとは、タイカンボジアで使われる伝統的な木琴系打楽器で、木製の鍵盤を並べて棒で叩いて演奏します。

ラン・ナートは東南アジア、特にタイカンボジアに伝わる伝統的な木琴型の打楽器です。「ラナート」とも表記され、タイ語では「ระนาด(ラナート)」と書きます。木製または竹製の鍵盤(キー)を複数枚並べ、それを紐でつないでアーチ状の共鳴箱の上に吊り下げた構造が特徴的です。

演奏者は両手に木製または布巻きのマレット(ばち)を持ち、鍵盤を叩いて音を出します。鍵盤の長さや厚みによってピッチが変わり、低音域から高音域まで幅広い音を出すことができます。音色は明るく澄んでいて、東南アジアの伝統音楽に特有の響きを持ちます。

主な種類として次のものが知られています。

  • ラナート・エーク(高音域・主旋律担当)
  • ラナート・トゥム(低音域・和声担当)
  • ラナート・エーク・レック(金属製の高音版)
タイの宮廷音楽「ピー・パート」の中核をなす楽器であり、仏教儀式や祝典、影絵芝居の伴奏などさまざまな場で活躍します。ユネスコの無形文化遺産にも関連する東南アジア音楽文化の象徴的な楽器です。

使い方・例文

タイの宮廷音楽アンサンブルや寺院の祭礼音楽で中心的な役割を担い、旋律楽器として活躍します。

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