ランフォリンクスとは?
らんふぉりんくす
ランフォリンクスとは、ジュラ紀後期に生息した翼竜の一種で、長い尾と菱形の尾翼を持ち、魚食性であったと考えられています。
ランフォリンクス(Rhamphorhynchus)は、中生代ジュラ紀後期(約1億6,000万〜1億5,000万年前)に生息した翼竜(飛翔する爬虫類)の一属です。ヨーロッパ(現在のドイツのゾルンホーフェン石灰岩層など)やアフリカで化石が発見されています。
主な形態的特徴は以下のとおりです。
- 翼開長はおよそ0.5〜1.8メートルで、種によって差がある
- 細長く伸びた尾の先端に菱形(ひし形)の尾翼がある
- 顎は細長く、鋭く前方に突き出た歯を持つ
- 翼膜(パタジウム)が前肢の第4指で支えられている
ランフォリンクスは「ランフォリンクス亜目(ランフォリンコイデア)」という翼竜の初期グループを代表する存在で、尾が短く発達した「翼手竜亜目(プテロダクティロイデア)」と対比されます。長い尾の先端の尾翼は、飛行時の安定装置として機能したと考えられています。
歯の形状と胃の内容物の化石などから、水辺で魚を捕食していたことが示唆されています。ゾルンホーフェンの化石産地ではプテロダクティルスと共存していたことが確認されており、同じ生態系に異なる形態の翼竜が複数生息していたことがわかります。
使い方・例文
翼竜の進化を説明する図解では、初期型の長い尾を持つランフォリンクス型と、後期型の短い尾のプテロダクティルス型を対比させて紹介されることが多いです。
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