ラフレシアとは?
らふれしあ
ラフレシアとは、東南アジアの熱帯雨林に生育する世界最大の花をもつ寄生植物で、腐肉のような臭気を放つことで知られています。
ラフレシア(Rafflesia)は、ラフレシア科ラフレシア属に分類される寄生植物の総称です。東南アジア(マレーシア・インドネシア・フィリピン・タイなど)の熱帯雨林に分布し、世界最大の花を咲かせることで知られています。
最大種のラフレシア・アーノルディイ(Rafflesia arnoldii)の花は直径1メートルに達することもあり、その重さは10キログラムを超える場合もあります。花は赤褐色で表面に白い斑点をもち、見た目は肉厚で独特です。
ラフレシアの主な特徴は次のとおりです。
- 葉・茎・根をもたない完全な寄生植物で、宿主はブドウ科のテトラスティグマ属のつる植物
- 花以外の組織は宿主の組織の中に糸状に潜り込んでいる
- 花は腐肉に似た強烈な悪臭を放ち、ハエなどの昆虫を授粉者として誘引する
- 開花期間は数日から1週間程度と短く、観察が難しい
生息地の熱帯雨林が伐採・開発によって急速に失われているため、多くの種が絶滅の危機に瀕しています。自然環境保全の文脈でも注目される植物であり、植物学上の珍品として観光資源にもなっています。
使い方・例文
ボルネオやスマトラの熱帯雨林を訪れた旅行者が「突然、腐った肉のような臭いがしてラフレシアの開花に出くわした」と語る体験談が多く、その強烈な存在感が印象的です。
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