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ラッセル・ハルスとは?

らっせるはるす

ラッセル・ハルスはアメリカ物理学者で、連星パルサーの発見によりノーベル物理学賞を受賞した重力波研究の先駆者です。

ラッセル・ハルス(Russell A. Hulse, 1950年〜)は、アメリカ合衆国の物理学者・電波天文学者です。マサチューセッツ大学アマースト校で物理学の博士号を取得後、指導教員のジョセフ・テイラーとともに画期的な天文観測に取り組みました。

1974年、ハルスはアレシボ天文台の電波望遠鏡を用いた観測中に、二つのパルサーが互いに周回し合う「連星パルサー」(PSR B1913+16)を発見しました。パルサーとは、超新星爆発後に残る中性子星が高速で自転することで規則正しいパルス状の電波を放出する天体で、この連星系は非常に精密な「宇宙の時計」として機能します。

この連星系の軌道周期が一般相対性理論の予測通りに変化していることを長年の観測で実証し、重力波が実際にエネルギーを運んでいることの間接的証拠を提供しました。この業績により、ハルスとテイラーは1993年にノーベル物理学賞を共同受賞しました。

ハルスの発見は、後の重力波直接検出(LIGO、2015年)につながる重力波天文学の礎を築いた歴史的成果です。

使い方・例文

物理学や天文学の教科書で、「連星パルサーを発見したハルスとテイラーは重力波の間接証拠を示した」という文脈で登場します。

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