ライチョウ属とは?
らいちょうぞく
ライチョウ属とは、キジ目ライチョウ科に分類される鳥類のグループで、高山・極地に適応した白い冬羽への換羽を特徴とします。
ライチョウ属(学名:Lagopus)は、キジ目ライチョウ科(Phasianidae)に属する鳥類の属で、北極圏・亜北極圏・高山帯といった厳しい寒冷環境に適応した種をまとめたグループです。
ライチョウ属には主に以下の3種が含まれます。
- ライチョウ(ニホンライチョウ):日本の北アルプスなど高山帯に残存する固有亜種が生息する
- コライチョウ(ウィローグラウス):北半球の亜寒帯に広く分布し、ヨーロッパでは狩猟鳥としても知られる
- オジロライチョウ(ロックプターミガン):北極圏・高山に分布し尾羽が白い
ライチョウ属最大の特徴は換羽(かんう)です。夏は褐色の羽で岩場や植生に溶け込みますが、冬になると全身が白い羽毛に生え替わり、雪景色の中での保護色として機能します。また足指にも羽毛が生え、雪上歩行を助ける天然のスノーシューのような構造になっています。
日本ではニホンライチョウが国の特別天然記念物に指定されており、中部山岳地帯の高山帯にのみ生息します。個体数の減少が深刻で、保護増殖事業や人工繁殖プログラムが進められています。
使い方・例文
ライチョウは登山者に人気の野鳥で、夏の北アルプスでハイマツ帯を歩くライチョウの親子を目撃できることがあります。冬の白い姿はスキー場周辺の雪山でも観察されることがあります。
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