ライチョウとは?
らいちょう
ライチョウとは、日本アルプスなどの高山帯に生息する雷鳥科の鳥で、季節によって羽色が白く変わる国の特別天然記念物です。
ライチョウ(雷鳥)は、キジ目ライチョウ科に属する鳥類で、学名はLagopus mutaです。ユーラシア・北アメリカの北極圏や高山帯に広く分布しており、日本では北アルプス・中央アルプス・南アルプスなどの標高2,400メートル以上の高山帯のみに分布する亜種(Lagopus muta japonica)が国の特別天然記念物に指定されています。
ライチョウの最大の特徴は、季節に応じた羽毛の色変わりです。
- 夏:茶褐色・灰色の斑模様(岩礫地での保護色)
- 冬:全身が純白(雪原での保護色)
- 春・秋:夏型と冬型が混在した中間の羽色
高山の厳しい環境に適応しており、足の裏にまで羽毛が生えて雪上を歩きやすくなっています。気候変動・温暖化に伴う生息域の縮小や、外来種(ニホンザル・キツネなど)による捕食圧の増大を受け、個体数が大幅に減少しており、絶滅危惧種(環境省レッドリスト)にも指定されています。保護増殖事業が進められており、富山市ファミリーパークなどで飼育繁殖も行われています。
使い方・例文
登山者が北アルプスの稜線でライチョウの家族連れに遭遇する光景は、日本の高山登山における代表的な風物詩となっています。
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