ヨタカとは?
よたか
ヨタカとは、夜行性で昆虫を空中捕食する夏鳥で、独特の「ヨタカ」という鳴き声と木に沿って止まる擬態が特徴的な鳥です。
ヨタカ(夜鷹)は、ヨタカ目ヨタカ科に属する中型の鳥類で、学名はCaprimulgus jotakaといいます。日本には夏に繁殖のために渡来する夏鳥で、東南アジアや南アジアで越冬します。
全体的に褐色・灰色・黒が入り混じった複雑な模様を持ち、木の枝や幹に沿って横になって止まることで、樹皮に完全に溶け込む擬態をします。口は非常に大きく横に広がっており、飛翔中に口を開けて昆虫を捕食するのに適しています。夜間に「キョキョキョ…」という独特の繰り返し鳴き声を出すことで知られます。
山地や丘陵の松林・雑木林の縁などに生息し、夕暮れから夜明けにかけて活動します。飛翔しながら口を大きく開けてガ・コウチュウなどの昆虫を捕まえる「フライキャッチング」で採食します。巣は地面にじかに産卵し、巣を作りません。
鳴き声がよく聞かれる一方で、擬態が非常に優れているため目視での観察は難しく、「声はすれども姿は見えず」の鳥として知られています。宮沢賢治の童話「よだかの星」でも主人公として登場します。
使い方・例文
山の夜に「キョキョキョ…」と繰り返す鳴き声が聞こえたらヨタカです。昼間は木の枝に同化して止まっているため、ほとんど気づかれません。
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