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ヨタカ科とは?

よたかか

ヨタカ科とは、夜行性の中型鳥類の分類群で、薄暗がりに虫を捕る独特の生態と、地面に溶け込む保護色の羽毛が特徴です。

ヨタカ科(学名:Caprimulgidae)は、ヨタカ目に属する鳥類の科で、南極大陸を除く世界各地に分布し、現生種は90種以上が知られています。日本ではヨタカ1種が繁殖する夏鳥として知られています。

タカ科夜行性または薄明薄暮性の鳥で、大きく口を開けて飛びながら昆虫を捕食します。口の周囲には長いひげ状の羽(嘴ひげ)が発達しており、飛翔中の虫を引っ掛けやすくしています。目は暗所での視力に優れ、夜間の採食に適した構造をしています。

羽毛は樹皮や落ち葉に擬態した複雑な模様を持ち、日中は地面や枝の上で静止していると周囲の環境にほぼ完全に溶け込みます。巣は作らず、地面に直接卵を産む種が多いのも特徴です。

英語ではナイトジャー(nightjar)とも呼ばれ、独特のトリルや不規則なクリック音など多彩な声を発します。日本のヨタカは「キョキョキョ…」という特徴的な声で知られ、古来から人々に不思議な印象を与えてきました。渡り鳥の種も多く、春夏に繁殖地へ渡り、冬は温暖な地域で越冬します。

使い方・例文

夏の夕暮れ時、山地の林縁を飛び回るヨタカの独特な鳴き声は、ヨタカ科の存在を知る手がかりとなる代表的な場面です。

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