ヨシゴイとは?
よしごい
ヨシゴイとは、葦原(葦が生い茂る湿地)に暮らす日本最小のサギの一種で、独特の擬態行動で知られる夏鳥です。
ヨシゴイ(葦五位)は、コウノトリ目サギ科に属する水鳥で、日本に夏季に渡来する夏鳥です。全長は30〜40センチほどと、サギ類の中では最も小型の部類に入ります。褐色を帯びた体色と縦縞模様を持ち、葦(ヨシ)の茎にそっくりな外見が特徴です。
ヨシゴイは湖沼・河川・水田・湿地周辺の葦原を主な生息環境とします。天敵に近づかれると、くちばしを空に向けて体を細く伸ばし、葦の茎に擬態するという独特の防御行動をとります。これを「擬態のポーズ」などとも呼び、バードウォッチャーの間でよく知られた行動です。
繁殖は日本国内各地の葦原で行われ、葦の茎に絡めるように巣を作ります。主にカエル・魚・昆虫・小動物などを捕食し、水辺の生態系の中で重要な役割を担っています。
近年は葦原の減少や湿地環境の開発によって生息地が縮小しており、各地で個体数の減少が懸念されています。地域によっては絶滅危惧種に指定されているケースもあります。
使い方・例文
葦原の湿地を双眼鏡で観察していると、突然ヨシゴイが首を空に向けてピタッと止まり、葦の茎に化けてしまったように見える場面に遭遇することがあります。
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