コチドリとは?
こちどり
コチドリとは、日本で繁殖するチドリの仲間で最も小型の種であり、川原や砂地に営巣する身近な渡り鳥です。
コチドリ(小千鳥)は、チドリ目チドリ科に属する小型の渡り鳥で、学名はCharadrius dubiusです。体長は約14〜17センチメートルで、日本で繁殖するチドリ類の中では最も小さい種です。
外見の特徴として、目の周りに黄色いアイリング(眼輪)があることが最大の識別点です。頭部から背にかけて褐色、腹部は白く、首回りに黒い帯があります。くちばしと足は橙黄色を帯びています。
日本には春に南アジアや東南アジアから渡来し、夏の間に繁殖を行います。河川敷の砂礫地、河原、農耕地、埋め立て地の砂地など開けた環境を好みます。巣は地面のくぼみに小石や植物片を敷いただけの簡単なもので、卵は保護色で非常に見つけにくいです。
外敵が巣に近づくと、羽根を広げて地面に倒れ込む「擬傷行動」で天敵の注意を引きつける習性があります。主に昆虫や小型の甲殻類、ミミズなどを食べます。都市部の河川でも見られる身近な野鳥ですが、護岸工事や河川改修による繁殖環境の減少が課題となっています。
使い方・例文
コチドリは春から夏にかけて川の砂利浜でよく見かけられ、巣に近づくと親鳥が「ピオ、ピオ」と鳴きながら翼を引きずるふりをして人を誘導しようとします。
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